『Cafe Mame-Hico』(カフェ マメヒコ)−三軒茶屋/豆料理│MAKIE(園山真希絵)の才色兼備のレストラン 小学館FAnet

 
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MAKIEの才色兼備のレストランin TOKYO
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Cafe Mame-Hico<三軒茶屋>
【57】Cafe Mame-Hico<三軒茶屋>〜自称豆博士のMAKIEを魅了した”ふっくら薄味”の豆料理〜2007/05/08 CAFE Mame-Hico
東京都世田谷区太子堂4-20-4
Tel 03-5433-0545 マップはコチラ
営業時間 8:00〜23:00
定休日 ほぼ無休
アクセス 東急世田谷線三軒茶屋駅から徒歩0分
(写真1)インゲン豆のマメレット:1000円。チーズはグラナパダーノとグリエルチーズで、大きなかたまりを、専任のスタッフが半日かけてせっせと砕いて使っているそうです。 すでに砕いてある既製品もあるそうですが、味と香りが格段に違うんですって。マメレットにもいろいろあって、一番おちゃめなネーミングは「ハムレット」(笑)! その名の通り、ホエー豚のハムが乗っています。ネーミングも教わろっかな。
(写真2)手前から紫花豆、白花豆、青大豆。薄甘煮とマリネから3種類を選んで600円。ほかには、金時豆、虎豆、黒豆、小豆(薄甘煮)、白花豆、虎豆、金時豆(マリネ)があります。プラス100円でヨーグルトがつきます。全部制覇しなきゃ。

 料理も大事、インテリアも大事。でも、一番大切なのは“人”・・・。つまり、お店をとりかこむ全ての人々が、そのお店を作り上げているんです。だから、素晴らしいお店には、素晴らしい人が集まる。そこには、目には見えない人の心が、お店全体に漂ってるんじゃないかって思うんです。今回、まさにそんな人の温もりが感じられるお店に出会えました。その名は『Cafe Mame-Hico』(カフェ マメヒコ)。
  何度もお伝えしておりますように、ワタクシのテーマ食材ともなっているのが、体想いのお豆。そのお豆が、ごろごろつまったお豆の館と言っても過言ではないのがこちら。

 笑顔で迎えてくれたのは、店長の高橋さん。顔中から天使のオーラが。取材前の電話対応にせよ、出会った瞬間の対応にせよ、とにかく全部ひっくるめて120点満点でした。
  こんな素敵な店長さんをGETしたオーナーに会いたい! と思ったら、ちゃんといらっしゃるじゃぁないですか。料理を頼んだところで、早速、突撃インタビューです。

 「実はね、別に豆が好きなわけじゃなくて、ただカフェを長く続けたいって思っただけなんですよ。豆って流行りすたりがない食材でしょ」と、オーナーの井川さん。飽きられずにお客の日常に溶け込む素材として、お豆を選んだそう。 

 一般的に「煮豆」といったら、濃い甘みを連想しますが、お皿に山盛りで食べられるように、薄味で煮るのがマメヒコ流の煮豆です。
  最初にいただいたのは、「紫花豆・白花豆の薄甘煮」と「青大豆のマリネ(サワークリーム添え)」の3点盛り。
  ほんわか優しい甘みの紫花豆は、それこそ山盛りで食べられちゃうほど。「味が濃いとたくさん食べられないから、豆本来の味をいかして、味付けは薄めにしてあります。お好みで調節して召し上がって下さいね」と井川さん。
  その調整役のために、卓上にはブラックペッパー、岩塩、バルサミコ酢、オリーブオイルが置いてあります。自分で味の調整ができるのも、料理はもちろんのこと、空間と時間を楽しむための演出の一つですよね。

(写真3)グリーンサラダ:650円。メニューは3ヶ月ごとに一新するそう。この飽きさせない気配りが嬉しいですね。お豆を炊くポイントは、「いかに皮を破らずに柔らかく炊くか」を追究することですって。ホントに絶妙な炊き具合。お豆をこよなく愛する、自称豆博士のMAKIEにもコツを教えて欲しい。まだまだ未熟な駆け出し豆博士です。
(写真4)クロカン:550円。豆カンは、通常は赤エンドウ豆を使いますが、これは黒豆。キビ砂糖特有の癒される甘みなので、くどさもなく、食事の〆にピッタリ。これまた、全く皮が破れておらず、しわも一切よってない煮方がすんばらしい! しわがよらないように、私の顔も煮てほしい…。

 “シンプルイズベスト”の言葉がぴったり当てはまる「虎豆入りのグリーンサラダ」をいただいたあとに、ぷぅんとさらに食欲そそるチーズの香りが。出ました。お店No.1人気メニュー「マメレット」です。
  マメレットとは、“ガレット+豆”のことで、北海道産のそば粉と自家製きな粉で作ったガレット生地に、豆(今回は、赤インゲン豆)、2種類のチーズ、卵をトッピングしたもの。
  ナイフを入れると、「サクッ」「モチッ」と弾力のある生地。そして口いっぱいに広がるそばの香りと、ホクホクのお豆。さらには、トロンとした半熟卵に、周りはカリカリ、中はとろとろのチーズ。それぞれの素材が、きちんと存在を主張しているのは、バターを使っていないからだそうです。
  「このメニューは、発注のミスで大量にそば粉を仕入れてしまったことからできた、棚からぼた餅状態のレシピなんですよ」(井川さん)。災い転じて福となす、ってこういうことですね☆

 デザートには、黒豆と寒天のヘルシーメニュー「クロカン」をチョイス。なんと寒天も手作りなんですって。市販の寒天はどうしても科学的な味がするということで、これも自家製なんだとか。
  最後に、特製ドリンク「マメピコ」と「深煎りコーヒー」でフィニッシュ。なんとも愛くるしいネーミングの「マメピコ」は、いわば豆乳ラッシーみたいなもので、カルピスのようなマミーのような、なんだか幼い頃よく飲んだ望郷を思い出すほのぼのとした味わいなんです。
  無調整豆乳なのに臭みがまったくなく、とても飲みやすいので、豆乳独特の風味が苦手な方にもオススメですよ〜。
  コーヒーは、「荒く挽いて量を多くする」という方針だそうで、お水を飲まなくてもコーヒーだけで過ごせてしまうほど、体にスッと馴染む感じ。私には、やんちゃなおいしさも感じられたかな。
  ちなみに、お店の名前「Mame-Hico」の“ヒコ”のは、“コーヒー”を逆に読んだものなんですって。ご想像の通り、“マメ”の由来は、当然“豆”です(笑)

(写真5)エンジェル・スマイル高橋店長。ヘッドハンティングしたい・・・。
(写真6)井川オーナー。

 豆中心のお料理のため、ひと月に消費するお豆の量は想像を絶するほど。さらに、毎日8種のお豆を炊き、その日に出なかったものは、廃棄するというからビックリ。乾燥したお豆を戻して煮るのは、とても手間がかかる作業なのに・・・。しかも、お店は朝の8時から夜の11時まで、年中無休(たまに休むことはあるようです)。ほえ〜。大変じゃないですか?!(汗)
  すると、「カフェは道端の水飲み場。だから、『いつでも開いてろ』って思うんですよね」と、あっけらかんと井川さんが言います。“凄”の一言です。

 「僕がいいと思うカフェって、昔ながらの喫茶店なんです。わざわざ来るんじゃなく、ちょっと立ち寄るくらいの扱いがいい。結局、コーヒーが美味しいか美味しくないかなんて、一緒に来る人次第だって思うから」。うん、やっぱり最終的には人ですよね。
  アンティーク調の家具、おしゃれで落ち着いた音楽、元気になれる美味しい料理。しかし、このお店全体を作り上げているのは、オーナーの思いや、スタッフの笑顔、お客の雰囲気なんですね。つまりは、この空間に関わる人間みんな。
  「インゲンより、ニンゲンですよ」(井川さん)。この言葉、もらった!

 
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